このお祭りの由来は、17世紀前半、フランス南部をペストが蔓延し、その収束を願った人々がマリア様にろうそくを灯して祈願したことが始まりなのだそうです。
本来は12月8日、各家庭の窓にろうそくを飾りフルヴィエールの丘にある聖母マリア像に感謝を捧げるものだったらしいのですが、だんだんと今のような街中のイルミネーションを含めた大きなお祭りに発展したらしいです。
子どもたちも学校でこの日のためにろうそく入れ?を作成してきましたので、我が家も伝統に習って窓辺にろうそくを並べてみました。
例によってお向かいさんも(笑)。
窓辺の灯りにご注目ください。見えづらいとは思うのですが・・・。
そして行ってきました光の祭典。
何人かのフランス人から「金曜日と土曜日には行かない方がいい。人が多くて動けないよ。」と教えていただいたので、木曜日の夜と日曜日の夜の2回に分けて行ってきました。
なにせ20時から始まるので、子連れだといろいろ大変です・・・。
でもこのアドバイスは教えてもらっていてホントに良かった!
すごい人でした!
川沿いには観光バスがもうドンドンドン!と何台も止まっていましたし、英語が聞こえてきたと思ったらイタリア語が飛び交っていたり。
人気の広場の催しだと1時間待ってから入場、なんてこともあるらしいです。スゴイー。
でも夜に見る光の映像、作品はやはりとっても綺麗でした!
・・・夜の写真は難しいですネ・・・(笑)
めげずにもう少し。
この様に、映像や音を取り入れた作品もありました。
音楽付きのハーメルンの笛吹きみたいに移動タイプもあり。
・・・コレに付いていった大勢の子どもが帰ってこなかったお話があるんだよ・・・と我が子を恐怖に陥れるのも忘れず(笑)。
ちなみに
見えづらくて申し訳ないのですが、赤丸の中に見えるのがフルヴィエールの丘の聖母マリア像です。
この下辺りに光で大きく「MERCI MARIE メルシー マリー」と 浮かび上がっていました。
そもそも聖母マリアへの感謝の日であります。
しかし、これを見た数字に強い主人が「マリーってダレ?」とおっしゃいました・・・。
「友だちか!」とすかさず突っ込んだワタクシ。
個人のメッセージを書いた電光掲示板じゃないんだから・・・。
世の中数字に強いだけではいけない、子どもたちには歴史もきちんと教えねば、と密かに誓った寒い夜でありました。
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