2017年12月28日木曜日

ノエル Noël 覚書

思いましたが、ブログ用の写真を撮るのは難しいですね・・・。
この、この!瞬間をお見せしたい!と思っても、そこで写真を撮るのはいかがなものか、なシーン&場所が多く結局ためらっているうちに終わりー、なことが多いです。

関係者タグみたいのを首からぶら下げておき、なにがしかの記者のフリをするとかでもしないと(笑)。
それか、おでこの辺りとかメガネの端にでも小型カメラを取り付け、ココだ!と言う場面でギュッと目を強くつぶると「カシャッ」と出来るシステムとか出来ないかなぁと、地下鉄の乗客を撮りたいと思ってるときなんかに良く妄想してます(笑)。

というわけで今回のフランスノエルまとめ。24日は過ぎ去りましたが・・・。

①フランス人のプレゼント用お買い物は物凄かった。



・・・焦って撮ったせいか、ごった返し感がまるで感じられませんが、ごった返してるんです。手前の空間がダメなのかもしれない・・・。
12月のとある日のオモチャ屋さん前。
おじいちゃんおばあちゃんがスゴイ長いリスト片手に、店員さんを捕まえている姿が良く見受けられました(笑)。

並んでいるのは(繰り返しますが本当はもっともっと長いんです!)お会計後のプレゼント包装エリア。
すんごいたくさん人がいる割りに、店員さんの手際が異常に悪く、結果長蛇の列になる感じでした。
12月はとにかくどのお店に行っても、レジ前が人で溢れかえっていました・・・。
サクッと買ってサクッと帰ることが出来ません。ズラーーーッと並んでいるのに、レジは1人しかいない(窓口自体は4つくらいあるのに!)なんてことがザラでしたヨ。
臨時窓口を作って対応する日本はスゴイです。

② 小学校でマルシェドノエル


子どもたちの通う小学校で2日間開かれたマルシェドノエル marché de Noël
先生方と保護者ボランティアが売り子さんです。私も参加(笑)。
売り上げ金は、春になったら校外キャンプをするクラスの援助金とするそうです。
もちろんしないクラスもありますので、その辺どうなってるのかナゾです。

③こちらはリヨンのマルシェドノエル。


私たちが行った日は、金曜日で寒くて激混みでした(笑)。
そこはやはりvin chaud ホットワインで温まります。


ヴァンショーの友は aligot アリゴ
オーヴェルニュ地方のお料理で、イモとチーズを混ぜたお餅みたいな一品です。
伸びるのびーる。



このマルシェドノエルでの食べ物も郷土色豊かで、以前私が住んでいたグルノーブル Grenoble では diots du vin blanc と言うソーセージの料理が必ずあったのですが、ここリヨンではそれが見あたらず、その代わりにこのaligotがありました。
diotsが食べられなかったのがサビシイ・・・。 
あとスパイス入りホットリンゴジュースがありました!これも初体験。

④ノエルのメインは!?
スーパーのクリスマスエリアで大量に置いてあったのが、

・dinde 七面鳥
・chapon 去勢鶏
・magret de canard/canard 鴨の胸肉、丸ごと鴨
・saumon fumé スモークサーモン
・foie gras フォアグラ

多分この辺りが絶対にクリスマスディナーメニューに欠かせないのでしょう。
友人の話ですと、特にこのchaponは 9ヶ月前からノエルに合わせて太らせているのそうです。去勢することで太るのだそうな。
確かにオイシカッタデス(笑)。



〆は、近所のショッピングモールに来たサンタさん père noël に一生懸命プレゼントをお願いしているらしき女の子。この後家族がドーッと入ってきて記念撮影してました(笑)。

以上、皆さまのクリスマスはどんな感じでしたでしょうか?
フランスノエル覚書でした。

2017年12月16日土曜日

フランスアルアル:「縦列駐車」

縦列駐車天国フランス。
もしかしたら他のヨーロッパの国もそうなのかもしれませんが、街中では特に縦列駐車が出来ないと生活出来ないのではないかと思うくらい、駐車は縦列です(笑)。

日本によくある路上コインパーキングのようなものはほとんどなく、道路の脇に駐車料金を払うパーキングメーターがあり(註:写真参考)、そこに駐車時間分の料金を払うとチケットが出てくるので、そのチケットを車のフロントガラスのところなど、見えるところに置いておくシステムです。


街の中心に行けば行くほど駐車料金も高くなります。1時間2€40 とありますから約317円(2017年12月)。・・・あら、意外と安いですね(笑)。

ただ地下には多くの駐車場があり、リヨンの歴史地区だけでも20箇所近くあるみたいです。
ちょっと面白いのが、「機能性と美しさの融合」と言うテーマの下、各駐車場がいろいろアーティスティックな趣向をこらしていることです。
我が家、今回は車を持っていないので実際に見られないのが残念ですが、リヨン市のサイトでこんなのを発見!セレスティンパーキングと言って、劇場側の中心地にある駐車場です。


 スゴイ!ちょっと車を停めに行ってみたいデス。
話が地下駐車場にズレましたが、今回はアツイ路上駐車を皆さまにお見せしたいのです!


ズラーッとこんな感じで道路の両側に駐車されてます。
ちなみに、


この「A」のマークがフランスの初心者マークで「apprenti」の略です。


どうですか?!凄くないですか?!(笑)
どうやって出るんでしょう??


これも。
私がこの隙間を通れなかったので腹いせ(笑)に撮影してみました。

フランスの車はバンパー部分がゴム?なのか黒くて柔らかくなっているものが多く、もう絶対縦列駐車対応だとフんでます。
実際ぶつかりながら(ぶつけながら?)車を発車させてるところを何度も目撃しましたし!

私もこのアツイ縦列駐車戦線に参戦してみたかったんですよ~。
匠の技を身に着けたかった(笑)。
・・・日本に帰ったら実践します。
スペースがあるのに、ギッチリくっ付けて停めている車があったらソレは私かもしれません(笑)。


2017年12月12日火曜日

La fête des lumières

12月7日(木)から11日(日)の4日間、開催されました la fête des lumières 光の祭典に行ってきました!

このお祭りの由来は、17世紀前半、フランス南部をペストが蔓延し、その収束を願った人々がマリア様にろうそくを灯して祈願したことが始まりなのだそうです。
本来は12月8日、各家庭の窓にろうそくを飾りフルヴィエールの丘にある聖母マリア像に感謝を捧げるものだったらしいのですが、だんだんと今のような街中のイルミネーションを含めた大きなお祭りに発展したらしいです。

子どもたちも学校でこの日のためにろうそく入れ?を作成してきましたので、我が家も伝統に習って窓辺にろうそくを並べてみました。


例によってお向かいさんも(笑)。


窓辺の灯りにご注目ください。見えづらいとは思うのですが・・・。

そして行ってきました光の祭典。
何人かのフランス人から「金曜日と土曜日には行かない方がいい。人が多くて動けないよ。」と教えていただいたので、木曜日の夜と日曜日の夜の2回に分けて行ってきました。
なにせ20時から始まるので、子連れだといろいろ大変です・・・。

でもこのアドバイスは教えてもらっていてホントに良かった!
すごい人でした!
川沿いには観光バスがもうドンドンドン!と何台も止まっていましたし、英語が聞こえてきたと思ったらイタリア語が飛び交っていたり。
人気の広場の催しだと1時間待ってから入場、なんてこともあるらしいです。スゴイー。
でも夜に見る光の映像、作品はやはりとっても綺麗でした!




・・・夜の写真は難しいですネ・・・(笑)
めげずにもう少し。



この様に、映像や音を取り入れた作品もありました。


音楽付きのハーメルンの笛吹きみたいに移動タイプもあり。
・・・コレに付いていった大勢の子どもが帰ってこなかったお話があるんだよ・・・と我が子を恐怖に陥れるのも忘れず(笑)。

ちなみに

見えづらくて申し訳ないのですが、赤丸の中に見えるのがフルヴィエールの丘の聖母マリア像です。
この下辺りに光で大きく「MERCI MARIE メルシー マリー」と 浮かび上がっていました。
そもそも聖母マリアへの感謝の日であります。
しかし、これを見た数字に強い主人が「マリーってダレ?」とおっしゃいました・・・。
「友だちか!」とすかさず突っ込んだワタクシ。
個人のメッセージを書いた電光掲示板じゃないんだから・・・。

世の中数字に強いだけではいけない、子どもたちには歴史もきちんと教えねば、と密かに誓った寒い夜でありました。


2017年12月4日月曜日

フランスアルアル:「レースのカーテン」

時間の経つのが早くてコワイ・・・。
もう12月・・・。
いつものマルシェにモミの木屋さんが開店!
マルシェドノエル marché de Noël も始まりました~!
気温もどんどん低下。本日の最高気温は4℃、寒いときは-2℃まで下がってます。
・・・荷物が届いて本当に命拾いしました・・・(笑)。

いろいろ書きたいことがあるのですが、なんだかどれも落としどころが見つからず、う~ん・・・と悩んでいたのですが、悩みだすと全然ブログも更新できず。
それで思い切ってオチがなくても書くことにしました。
・・・読み終わった後「え?終わり?」って感じになってもご容赦ください・・・。

本日のフランスアルアル、レースのカーテン。
これは結構昔からのナゾの一つなんですが、フランスの家って窓にレースのカーテンがついてないことが多いのです。本当デス。
voletと呼ばれる、よろい戸やブラインド状のものが窓の外側についてますが、夜になってもそれを閉める訳ではないので、外から丸見え状態になります。

例その1:夏に間借りしていた友人宅。
カーテンの類がないのがお分かりいただけると思います。


例その2:我が家。
いま私たちが住んでいるアパートは完全家具付きなのですが、こちらにもカーテンがありません。
私は家事の中でも特に茶碗洗いが嫌いであります。そしてこの家には食洗器がフランスの家にしては珍しく付いておりません。
自分を鼓舞するためにも音楽を聴きながら熱唱!時にアヤシクリズムを刻みながら茶碗を洗っているのですが、その姿が外から丸見えなことに気付いたのは、通りを挟んで向かい側の家の人がこれまた良く見えたからです・・・。


例その3:通りを挟んで向かい側の家々。
・・・ちょっと盗撮チックですが・・・。
よく見てしまうと結構見えるこの感じ。よく見てはいけません(笑)。

ただ寝室にはカーテンをつけることが多いです、さすがに。
でも日本風にレースのカーテン+カーテン、ではなく、薄手のカーテンだけのパターンが多いです。
ちなみに網戸は見たことがありません。蚊は一応ちょろっといます。

丸見えでも気にしないフランス人たち。
うーん・・・、いろいろ考えてみたんですがやはりわかりません(笑)。
私も最初は丸見えなことが気になってたんですが、慣れてきたのか気にも留めなくなりました。
・・・単に慣れの問題なのでしょうか・・・。

以上、フランスの家にはレースのカーテンがないヨの巻でした。
やっぱりオチが・・・・。
丸見えよりそっちの方が気になります(笑)。

フランスアルアル:「人生楽しんでるなぁ~」

フランスワールドカップ優勝からの、怒涛の引越しラストスパート。 本日これから飛行機に乗ります。 やっぱり最後は何事も火事場の何とかで乗り切らねばならないものですネ。 キツイです(笑)。 本日で一年間のフランス・リヨン生活も最後となります! 大雑把に振り返ると、子どもの...